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超音波振動を極めて高効率に伝達可能にする素材や機構

Request Number REQ6365610J
Due Date February 19, 2018
Request for Proposal Details
RFP Title
超音波振動を極めて高効率に伝達可能にする素材や機構
RFP Description

ナインシグマ社は、グローバル大手エンジニアリング企業を代理して、超音波振動を配管の外側から内側に極めて高効率に伝達可能にする技術を求めている。

Background

背景

ナインシグマの依頼主は、エネルギープラントの配管内壁に付着した堆積物を、配管の外側から超音波振動を印加し、洗浄する技術の可能性に注目している。そうした技術を実用に供するうえで、振動子の出力パワーの8割以上を配管内に伝達可能にしたいと考えている。依頼主は、超音波洗浄効果を高める特殊溶液の開発には目処をつけつつあるものの、配管の外部から内部への超音波振動の伝達効率を高める技術については十分な打ち手を見出せていない。 一方、世界をみると、同様な目的の取り組みが散見されるようになってきている。超音波振動の伝達効率向上はメディカルなどの異分野での開発事例も少なくない。そこで、依頼主は、社外に広く問いかけて、パートナーを募ることとした。

 

Key Success Criteria

要素技術としては、外側から印加された振動を配管へ極めて低損失に伝達可能にする素材や機構に注目している。提案者には、サンプルやプロトタイプの提供が期待される。なお、要素技術に限らずソリューション提案も歓迎する。

 

前提条件

  • 対象とする配管:エネルギープラントなどにおいて、天然ガスや原油などの炭化水素系流体の流れている配管
    • 材質:炭素鋼*1やステンレス*2
      • *1:A-106 Gr.B、A-333 Gr.6 相当
      • *2:A-312 TP316/316L 相当
    • 形状:直管やベンドやエルボーなどの継手、ティーなどの分岐など含む
    • 外径 2~16インチ; 肉厚 6~22mm
    • 外表面:傷や凹凸あり。塗装なし
    • 内表面:天然ガス・石油由来の油やスケールなどが付着している
  • 取り扱う振動
    • 周波数:低周波(~100kHz)*
      • *解体・撤去するプラントが洗浄対象となるため、精密な洗浄は不要。バルクで付着している油やスケールの除去が目的。
  • 振動子の設置:配管外面にじかに設置、または、素材や機構を介して設置(図1:右記)

求める技術の要件

  • 直接照射に比べて80%以上の音圧強度を、配管内流体に印加可能にするために、伝達損失を極力抑えられこと
    • 振動子と配管の接面にて、面形状の差異や傷などによるすきまを埋められること
    • 近接する振動子と配管間での超音波振動の低損失な伝達経路となること
  • 形状・サイズの異なる配管の様々な部位に簡便に取り付け、取り外して使えること
    • 大口径用、小口径用など、配管径に応じて適用方法が異なる技術でも可
  • 振動や熱で飛散、分解、密着度の低下等なきこと

 

Possible Approaches

対象とする技術アプローチ

例えば、下記のアプローチおよびその組み合わせをはじめ、様々なアイデアに期待している

  • 振動子と配管の密着度を高める素材
    • 超音波伝達特性に優れた弾性シート
    • 超音波カプラ用ゲル
  • 複数振動子を配管に簡便に装着する機構
    • クランプ機構ベースのソリューション
    • シートで巻きつけるソリューション

 

Preferred Collaboration types
  • Joint Development
  • Contract Research
  • Technology Licensing
  • Technology Acquisition
Items to be submitted

提案書への記載が推奨される事項

提案書には下記の項目の記載をお願いいたします

 

  • 提案技術の概要
    • 技術カテゴリー(素材 / 機構 / システム)
    • 技術の原理・特徴
    • 技術の売り・独自性
  • 開発ステージ(ラボスケールでの実証済み/プロトタイプ開発済み/実用化済み)
  • 超音波振動の伝達への適用経験:有/無
    • 有の時、その具体例
    • 無の時、本件に応用できると考える理由
  • 現時点の性能
    • 超音波振動の伝達特性・減衰特性
    • 隙間や空隙の補間・充填性
    • 取り付け・取り外しの簡便性
  • サンプル・プロト試験および今後の開発に向けてクライアントに確認したい事項
  • プロジェクトに関わる費用の目安
  • 提案技術に関する参考資料

 

想定されるプロジェクトの進め方

提案者は添付の提案用テンプレートに沿って機密情報を含まない概略提案書を提出する。 依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニン グを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルやプロトタイプを用いた小スケールの実験を経て、実地への適用に向けた技術の確立に進むべき相手を見極める。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。協業に移行するとの判断となった提案者とは必要な契約の締結プロセスに進む。具体的な協業体制については協議の上決定する。

 

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