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エンジンおよびトランスミッションのギア騒音低減技術

Request Number REQ2327814J
Due Date December 16, 2016
Author Seh-Rin Sung
Request for Proposal Details
RFP Title
エンジンおよびトランスミッションのギア騒音低減技術
RFP Description

ナインシグマ社は、売上数千億円規模のグローバルな機械メーカーを代理して、エンジンやトランスミッション内のギアの噛み合いにより生じる機械騒音を低減できる技術を求めている。

Background

背景

ナインシグマの依頼主であるグローバルな機械メーカーでは、エンジンやトランスミッションの開発を行っている。近年これらのようにギア部品を有するシステムにおいては、作業環境や作業者へ配慮から、そこから発生する騒音を低減させるニーズが高まっている。

 

依頼主の方でも騒音低減に有効とされるギアの噛み合い伝達誤差を解析する技術などを開発している一方、上記のようなエンジンやトランスミッションの騒音低減技術は自動車、船舶、航空機など様々な分野で開発が進められていることから、有望な技術はグローバルに存在すると考え、今回の技術募集を実施することにした。

 

 

Key Success Criteria

騒音を低減させる対象物

  • ギア部が含まれているシステム:

形状:下図のように、システム中にギアケースが2部含まれている

 

 

  • ギアケース1
    • サイズ:L400×H200×W500mm程度
    • 使用歯車:平歯車、はすば歯車
    • 材質:
      • ケース:アルミダイキャスト
      • 歯車:クロムモリブデン鋼、炭素鋼
    • 回転数
      • 入力:800-3,000 rpm
      • 出力:同上
    • トルク:10-560Nm
    • 発生騒音:77~85dB程度
    • 使用環境:ギアケース内に潤滑油が満たされている(潤滑油温度:-40℃~120℃)
  • ギアケース2
    • サイズ:L200×H300×W200mm程度
    • 使用歯車:平歯車、はすば歯車、かさ歯車
    • 材質:
      • ケース:アルミダイキャスト
      • 歯車:クロムモリブデン鋼、炭素鋼
    • 回転数
      • 入力:800-10,000 rpm
      • 出力:40-700 rpm
    • トルク
      • 出力:100~4,000Nm
    • 発生騒音:92dB程度
    • 使用環境
      • ギアケース内に潤滑油が満たされている(潤滑油温度:-30℃~100℃)

 

求める騒音低減技術が満たすべき要件

  • 騒音低減量:上記のギアケース1、2のいずれか、もしくは両方において、3dB以上の騒音低減が可能であること

なお現時点で上記の要件を満たしている必要がなく、1~2年の追加開発により満たせる可能性がある技術であれば提案を歓迎する

 

 

Possible Approaches

可能なアプローチ

例えば以下の様な技術アプローチに期待している。

  • ギアケース内のギアから発生する機械騒音の抑制技術
    • ケースの形状変更による共振などの抑制
    • ギア部の設計見直し
    • ギアの回転方向の振動の低減
  • 発生した騒音の防音・吸音技術
    • ギアケースの筐体へのコーティングが可能な防音材料や制振材料
      • カーボンやシリカなどの多孔質材料
      • ファイバー状材料
      • 樹脂、ポリマー材料
  • 以下の項目の解析が可能なシミュレーション技術
    • 依頼主が対象としているギアケースからの機械騒音の特性の解析(例えばギアケース、軸の変形から騒音発生等)
  • ギアケース1から発生する騒音とケース2から発生する騒音の組み合わせによる、システム全体の騒音低減

 

Approaches not of interest

対象外のアプローチ

下記のアプローチは今回の募集の対象外とする。

  • 現時点でコンセプト段階の技術
  • 現在用いられている材料の変更を伴う技術
  • アクティブノイズコントロール技術など追加のデバイスを要する技術

 

Preferred Collaboration types
  • Joint Development
  • Technology Licensing
  • Supply Agreement
Items to be submitted

提案書への記載が推奨される事項

提案書には下記の項目の記載をお願いいたします。

なお、提案提出には、本募集サイトの下部にある“Attachments”にリンクされている提案用テンプレートをご利用ください。

  • 技術の概要
    • 技術の原理
    • 技術の独自性
    • 想定用途
    • 開発段階 (ラボレベルで性能を実証済み/実用化に向けた開発中/実用化済み)
  • 現状のパフォーマンス
    • ケース
      • 形状・構造
      • 材質
      • サイズ(mm×mm×mm)
    • ギア
      • 種類
      • 材質
      • サイズ
      • 回転数(rpm)
    • 発生騒音低減量
      • 提案技術の適用前(dB)
      • 提案技術の適用後(dB)
    • 提案技術による重量増(ある場合)
  • クライアントが求める騒音低減技術を実現するために解決すべき課題とその開発計画

 

想定されるプロジェクトの進め方

提案者は添付の提案用テンプレートに沿って提案書を提出する。

依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行う。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。

その後、提案者と必要な契約を締結し、技術の実証・追加開発を行い、技術の確立を目指す。具体的な協業体制については協議の上決定する。期間としては、ラボレベルによる試作を2017年に、その後、 技術の確立までに1~2年を想定している。

 

 

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