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次世代のマスクレス塗装技術の開発パートナー

Request Number REQ2350097J
Due Date September 29, 2017
Author Seh-Rin Sung
Request for Proposal Details
RFP Title
次世代のマスクレス塗装技術の開発パートナー
RFP Description

ナインシグマ社は、ABB株式会社を代理して、自動車ボディなどの大型曲面にマスクレスでストライプ等のパターンを塗装できる次世代技術の開発パートナーを求めている。

Background

依頼主であるABBは、自動車のボディ等の生産ラインでの塗装を担う塗装ロボット事業をリードしている。現在、自動車のルーフトップ等へのパターン塗りわけの要望には、対象箇所以外をテープでマスキングすることで対処している。同社の回転霧化式ベル型塗装の塗着効率は70%と高いが、将来に向けて、マスキングテープの貼り付け・剥離工程を省き、塗着効率に優れた塗装技術の実現を目指すこととなった。

 

依頼主は複数のノズル・バルブからなる印刷ヘッドに注目し、初期検討を行ったが、平面に隙間無く平坦に塗装するためのヘッドの構成やその制御方法などの検討には踏み込めていない。マスクレスでのパターン塗装一般に目を向けると、有機太陽電池や鋼板基材など別用途で検討が先行している。3Dプリンタによる大型物体の製造に触発され、大型物体への加飾をインクジェットプリンタで行う試みも始まっている。そうしたマスクレス塗装のスキル・ノウハウに長けた開発パートナーを見出すべく、依頼主は本募集に踏み切った。

 

鋼板などの大面積だが平面を想定した技術、電子部材など平面に限らないが小面積を想定した技術など、先行用途で実績のある技術の応用提案に期待している。

 

 

Key Success Criteria

対象とする塗装面

  • 形状・サイズ:自動車のボディなどの大型の三次元曲面。ただし、自動車ボディ全体ではなく、ルーフやボンネットの一部分を塗装することを想定しても良い。
  • 材質:鋼板やアルミなどの金属、将来的にはFRPやCFRPなども想定

 

対象とする塗料の例

  • 塗料例1
    • 原料:酸化チタン、亜鉛華、べんがら、鉄黒、黄鉛、カーボンブラック
    • 粒子径:100 nm ~ 1 µm
  • 塗料例2
    • 原料:アルミフレーク、マイカ、パール
    • 粒子径:~ 30 µm
  • 塗料の粘度:20 ~ 400 cps
  • 塗料の表面張力:20 ~ 75mN/N
  • 使用温度:20 ~ 30 ℃

 

求める技術の最終開発目標

  • マスキングテープを用いることなく、ストライプ等のパターンを塗装できる
  • パターン内に隙間無く、平坦に塗装できる
  • 三次元曲面の塗装に適用できる
  • 塗装パターン外への塗料の飛散・無駄遣いを極力抑えられる

 

大型曲面への適用経験は必須でなく、平面基材に隙間無く、平坦にパターン塗装できる技術であれば幅広く応募を歓迎する。選ばれた提案者は、技術の確立と実用化に向けて、ロボットハンドとのインテグレーション、性能・品質づくり、部材の調達など、依頼主企業による支援に期待できる。

 

 

Possible Approaches

対象とする技術アプローチ

下記に限らず、様々なアプローチを歓迎する。

  • 並べた複数の吐出口から微小な液滴を精緻に射出し、均一に塗布する技術
    • ノズル・バルブからなるプリントヘッドを用いた技術
    • ジェット式ディスペンサを用いた技術
    • その他
  • 帯状に塗布を繰り返し行い、そのエッジをスムーズにつなぐ技術
    • カーテンフローを用いた技術
    • スロットダイコーターを用いた技術
    • その他
  • 上記のような吐出技術と高精度なロボットアーム制御を組み合わせた技術

Preferred Collaboration types
Items to be submitted

想定されるプロジェクトの進め方

提案者は添付の提案用テンプレートに沿って提案書を提出する。

依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルテストや対面での打ち合わせなどを通して、技術の確認を行う。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。

その後、提案者と必要な契約を締結し、技術の確立を目指す。プロジェクトは、試作から検証を含む5ヶ月間のスロット単位で実行し、各スロット終了後にレビューを行い、適時計画を修正する。具体的な協業体制については協議の上決定する。

 

提案書への記載が推奨される事項

提案書には下記項目の記載をお願いいたします。

  • 提案技術の概要
    • 塗装技術の分類:インクジェット / ディスペンサ / コーティング / その他(   )
    • 技術の原理・構成
    • 技術の独自の売り・優位性
  • 開発段階:ラボ検討中/ フィールド検討中 / 実用化済 / その他(   )
  • 現時点での技術のパフォーマンス
    • 対応できる塗装面
      • 材質:鋼板 / アルミ / その他(   )
      • 形状:線 / 平面 / 曲面
    • 扱うことのできる塗料
      • 原料
      • 粒子径:(  ~  ) µm
      • 粘度:(    ~    ) cps
    • 塗装面までの最小距離:(    ) mm
    • 塗装ヘッドのサイズ:(    ×    ×    ) cm
    • 塗装性能
      • 塗装可能パターン:縞模様 /長方形 / 楕円 / その他(   )
      • 塗装可能パターンのサイズ(最小・最大)
      • 塗面の平坦さ・エッジ部の品質(実例の画像を添付してください)
  • 今後の開発に向けた依頼主企業への確認事項や要望
  • 可能な協業形態と、そのための条件

 

応募には、提案用テンプレートをご利用ください

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