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高性能なアモルファス材料/ナノ結晶材料およびその加工の効率化

Request Number REQ3349730J
Due Date October 26, 2017
Author Seh-Rin Sung
Request for Proposal Details
RFP Title
高性能なアモルファス材料/ナノ結晶材料およびその加工の効率化
RFP Description

ナインシグマ社は、グローバルメーカーを代理して、モーターコアに用いることを目的とし、高磁気特性・高靭性なアモルファス材料やナノ結晶材料の開発パートナーを求めている。

Background

背景

ナインシグマ社の依頼主であるグローバルメーカーでは、高効率モーターの実現のため、そのコア材料としてアモルファス材料やナノ結晶材料に注目している。

これらの材料は、これまでモーターコア材料として用いられていた電磁鋼板と比較すると、薄くて硬いため、加工に時間がかかるという課題がある。とりわけナノ結晶材料を用いる場合は、磁気特性向上のため、熱処理を行う必要があるが、その際、材料が脆性化してしまうという課題も生じる。

依頼主は、このような課題の解決に寄与すると考えられる技術を探しているが、現時点で有望なものを特定できていない。そのため、グローバルに広く問いかけることで、本課題の解決に有用な技術が見つかる可能性があると考え、今回の技術募集を行うこととした。

 

またこのような材料開発のアプローチのみならず、薄くて硬い故に加工が難しいアモルファス材料やナノ結晶材料の加工の効率化に関する技術も歓迎する(現時点でコンセプトレベルでも可)

 

Key Success Criteria

依頼主が最終的に実現を目指す技術要件

  • 高磁気特性・高靭性なアモルファス材料やナノ結晶材料の開発の場合
    • 磁気特性
      • 飽和磁束密度:1.8T 以上
      • 保磁力:数A/m以下
    • 靭性
      • プレス加工が適用できること
    • 材料厚み
      • 生産性向上のため、出来るだけ厚い方が望ましい(例えば0.25mmなど)
  • アモルファス材料やナノ結晶材料の加工の効率化の場合
    • 厚み数10μm程度の非常に薄いアモルファス材料やナノ材料を、従来のプレス加工と同等のスピードで生産(例えば、切断→熱処理→積層→固定)が可能なこと
      • 生産速度:原材料をφ200のサイズで高さ方向0.6mm/秒以上で積層・固定が可能なこと

 

 

Possible Approaches

期待するアプローチ

例えば下記のような技術に期待しているが、これらに限らず幅広い技術提案を歓迎する(コンセプトレベルでも可)

  • 熱処理を行わなくても磁気特性がよいアモルファス材料やナノ結晶材料の開発
  • 磁気特性向上のため熱処理を行っても、材料が脆性化しないアモルファス材料やナノ結晶材料の開発
  • アモルファス材料やナノ結晶材料の(切断→熱処理→積層→固定)のプロセス一連を高速で行える加工方法の開発

 

Preferred Collaboration types
Items to be submitted

提案書への記載が推奨される事項

提案書には下記の項目の記載をお願いいたします。

  • 提案する技術(材料/加工法/その他)
  • 提案技術の概要、原理
  • 提案技術の独自性
  • 開発ステージ(コンセプトレベル/ラボレベル/実用化済み)
  • 現時点でのパフォーマンス
    • 材料の場合
      • 組成
      • 磁気特性(飽和磁束密度 [ T ]、保磁力 [ A/m ] など)
      • 靭性に関するデータ(プレス加工の適用可否など)
      • 磁気特性向上のための加熱処理の必要有無。必要な場合は、その条件(温度、時間、昇温速度など)
    • 加工法の場合
      • 概略フロー
      • 提案する加工法が適用可能な前提条件(材料の靭性など)
      • 生産速度(原材料をφ200のサイズで積層・固定していくと仮定した場合)
  • 数年後の追加開発後に見込まれるパフォーマンス
    • 材料の場合
      • 磁気特性(飽和磁束密度 [ T ]、保磁力 [ A/m ] など)
      • 靭性に関するデータ(プレス加工の適用可否など)
    • 加工法の場合
      • 生産速度(原材料をφ200のサイズで積層・固定していくと仮定した場合)
  • サンプル提供や加工の条件(NDA有無、費用、期間、提供可能サイズや量など)
  • 依頼主が求める技術を実現するために解決すべき課題とその開発計画
  • 過去の実績(研究論文、特許など、研究開発能力を示せる付加的な情報、等)

想定されるプロジェクトの進め方

依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行う。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。

その後、提案者と必要な契約を提携し、技術の実証・追加開発を行い、技術の確立を目指す。具体的な協業体制については協議の上決定する。

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