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電子レンジ調理をトリガーとするフレーバー放出技術

Request Number REQ2341028J
Due Date April 21, 2017
Author Seh-Rin Sung
Request for Proposal Details
RFP Title
電子レンジ調理をトリガーとするフレーバー放出技術
RFP Description

ナインシグマ社は、グローバルな大手食品メーカを代理し、電子レンジ調理をトリガーとしたフレーバーの放出技術を求めている。

Background

背景

ナインシグマの依頼主である大手食品メーカは、電子レンジ調理により喫食できる加工食品の開発・製造を行っている。食材の香りを活かした新製品の開発を進めているが、こうしたフレーバー成分を輸送・保管時に安定的に維持し、かつ調理時に効果的に放出する技術の実現には高いハードルがあると考えている。

 

一方、フレーバーのような揮発成分を安定化させ、特定のトリガーにより任意のタイミングで放出する技術は、医薬品や日用品などの異分野でも広く開発されている。依頼主はそうした関連技術の活用が製品開発の加速につながると考え、本公募の実施に踏み切った。

 

主にフレーバー成分を食品中へ固定化する手法に期待しているが、容器中へ担持させる手法などについても提案を歓迎する。

 

 

 

Key Success Criteria

適用対象となる製品

電子レンジ調理により喫食できるスープ製品。

  • 種類:以下のいずれか、もしくは両方
    • 油脂類・でんぷん類を多く含む固形タイプ(調理時に水を加えることを想定している)
    • 液状タイプ

 

提案技術に期待する要件

  • 電子レンジ調理によって所望のフレーバー成分が放出できること
    • 対象となるフレーバー成分:野菜やブイヨンの香りなど
    • 放出のトリガーとなる刺激:熱、電磁波など
  • 長期間にわたりフレーバー成分を安定的に維持できること
    • 保存期間:常温下で13ヵ月
    • 安定化させたフレーバー成分の固定位置
      • 食品中に混合する(優先度高)
      • 容器中へ担持させる
  • 食品に適用できる安全性を備えること

 

Possible Approaches

可能なアプローチ

例えば以下のようなアプローチを想定しているが、必ずしもこれらに限らない。

  • 食品中へフレーバー成分を固定化する
    • マイクロカプセルへの封入
      • 熱や電磁波などへの刺激応答性材料の活用
      • 適当な融点や転移温度をもつ材料の活用
    • 不揮発性の配糖体への結合
  • 容器へフレーバー成分を固定化する
    • フィルム・樹脂材料への担持

 

Preferred Collaboration types
Items to be submitted

提案書への記載が推奨される事項

提案書には下記の項目の記載をお願いいたします。

  • 提案技術の概要
  • 提案技術の独自性
  • 開発段階(コンセプト段階/ラボレベルでの検証段階/実用化へ向けた検討中/実用化済み)
  • 現状のパフォーマンス
    • 適用可能な香料成分
    • 放出のトリガー
    • 保存期間とその時点での残存率
    • フレーバーの安定化後の固定位置(食品中/容器)
    • 食品への適用実績
    • 適用済みの用途
  • 解決すべき課題と開発計画

 

想定されるプロジェクトの進め方

提案者は添付の提案用テンプレートに沿って提案書を提出する。

依頼主は、はじめに書面による一次スクリーニングを行う。その後、有望な提案に対して追加質問や直接の議論を行い、最終選考に進む候補を選定する。選定後、依頼主は、サンプルテストなどを通して、技術の確認を行う。選考の過程で、必要に応じて提案者と依頼主は秘密保持契約(NDA)を締結し、さらなる情報開示や具体的な開発の進め方の議論を行う。

その後、提案者と必要な契約を締結し、技術の実証・追加開発を行い、技術の確立を目指す。具体的な協業体制については協議の上決定する。

 

 

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